ファミコン版「独眼竜政宗」-戦に勝つと新聞に載るフランクさw
私の記憶にある、最も古い戦国シミュレーションゲームの記憶。それがファミコンで発売された「独眼竜政宗」です。思いっきり年がばれるんですが、今回は懐かしくて仕方ないこのゲームのお話をしてみましょう。
私がこの独眼竜政宗をプレイしたのは、そう、たぶん小学生の頃だったでしょうか。何故かはわかりませんが、なんとなく戦国時代が好きでした。もしかしたら、同時期に発売されているファミコン版の信長の野望・全国版をプレイしているのを見て、自分もそういうのをやりたくなったのかもしれません。あの頃の自分だと、あっちはちょっと難しかったので。
■こじゅうろう
なんといってもこのゲームで記憶に残っているのは、アドバイザー役のこじゅうろうです。史実でも独眼竜政宗の側近として多大な貢献を残した片倉景綱ですね。このゲームはフランクな作りなので、プレイヤーであり主君のまさむねに対する突っ込み役としても重要な役割でした。
どのくらいフランクなゲームかというと、戦争に勝つと野球新聞のような感じでインタビューされたり、新聞に載ったりするくらいフランクです。どこの戦国時代に新聞があるのかって感じですが、こまけえこたぁいいんだよ。
祈祷師が祈ると金山が見つかったりするけど、そんなところに突っ込んでるとハゲるよっていうメッセージなんです、きっと。
■戦略性は?
いや、しかし馬鹿ゲーではないんです。雰囲気的には確かにおちゃらけてるんですが、戦国シミュレーションゲームとしては基本が押さえられていました。
内政をして国力(基本的に石高ですね)を高め、軍事力を高めて戦争をして国盗りをする。現在の戦国シミュレーションゲームでも受け継がれている、基本的な部分は備えていました。
■戦闘は?
4部隊のユニットを動かして戦う単純な仕組みではありました。しかし、移動力と攻撃力の高い騎馬、遠距離攻撃可能な鉄砲、攻撃目標としての本陣など、これも戦国シミュレーションゲームの基本が押さえられています。
いかにして敵本陣を効率よく落とすかということに、小学生ながら頭をひねっていました。
■歴史性は?
ファミコンのあの時代ではありますが、むしろ現在の戦国シミュレーションゲームよりもマニアックかもしれません。正直、国分とか武藤とか言われてもぴんときません。
まぁ結局そのあたりは弱いから、最上と佐竹だけ覚えておけばなんとかなるんですが。
当時の私では勝てたかどうか定かではないんですが、ある条件を満たすと豊臣秀吉と大決戦をすることができます。そういえばファミコン時代って、裏ボスとかが多かった気がします。
忍者が出てきは喜び、あみだくじで金山当てては喜び、流鏑馬というミニゲームをやっては喜びと、あのころは純朴だったなぁ。
あ、もしかすると、私がこのゲームをほしがったのは、「独眼竜政宗」っていう名前がかっこよかったからかもしれません。まぁ、ほら、小学生ですから・・・。
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